「時間」「学力」「生活」「心の余裕」そして「その子らしさ」にも。 自立を目指すすべての親子に寄り添う、バランスのとれた放課後支援
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宿題をすぐやる理由

おひさまキッズは帰るなり、宿題を終わらせています。時には送迎者の中で宿題を終わらせてしまうことも。

その理由を見ていきましょう。

放課後児童クラブおひさま管理者兼放課後児童支援員の渡部です。
私は普段、おひさま館全般の管理をする立場にありますが、副代表としても支援員としても、子どもを管理しようとは考えていません。
では、どのように考えて子どもたちと向き合っているのか一例をあげるとすれば
「さぁ、子どもたちはどうしたら楽しい気持ちで安心して過ごせるかな?同時に親御さん方からご要望の多い【宿題を終わらせて来てほしい】を叶えることが出来るかな?」といった
保護者の皆様のご要望をお聴きしながら「子どもに言うことを聞かせること」でなく「子どもが気分よく自主的に宿題をやりたくなってしまうようにするにはどういった声かけができるのか?」ということです。

「宿題やりなさい!」では子どもを管理することになってしまい芸がありませんし、おひさまの目指す「生きる力が身に着く」「自主性を育てる」ことからは程遠くなってしまいます。

 心理学や教育学を参考に

 管理されずに自分自身で物事を決め、行動する力が身につけ、おひさまの「生きる力を身に着ける」ことを達成するためには、心理学教育学を取り入れています。

1.「自律」について

他者の指示や管理に頼らず、自分で考え、判断し、行動する力。
→自律は、自分の価値観や目標に基づいて行動する能力を指し、自己決定や責任感を伴います。

例:「自分で計画を立てて宿題を終わらせる」「周囲に頼らず自分の意思で選択する」

2. 「自己決定」について

自分の選択や行動を自分でコントロールし、結果に責任を持つ力。
→特に、自己決定理論では、「自律性」「有能感」「関係性」の3つの心理的欲求が満たされると、人はより意欲的で主体的になるとされます。

例:「自分で宿題をやると決める」「公園に行くと決める」

3. 「自己効力感」について

自分が目標を達成する能力を持っているという信念。
→自分で決めた行動を達成できるという感覚を通じて強化されます。

例:「自分で宿題をやると決めて公園に行くまでに終わらせることが出来る」ということを繰り返し事故効力感が磨かれる。

4. 「自己管理」について

自分の行動を計画し、制御し、必要に応じて修正する能力。
→自律を支える重要なスキルで、時間管理や目標設定が含まれます。

これらの力を育むには、適度な自由と責任を与えつつ、必要に応じてサポートする環境が重要です。子どもの成長や教育において、こうした力を意識的に伸ばしていくと、大人になっても自分で考え行動できる人間に育ちます。これらの考え方を元に声かけを行っています。

具体的な声かけ

では次に、どのような声かけをしているのかを具体的に見ていきましょう。

おやつ編

「ただいまー!」
「おかえりー!」手洗い
「お腹すいたー!」
「何食べるー?」
★作るおやつは事前に子どもたちの希望を聞いておき、その日に子どもたちが決めて作ります。
 今日はこのおやつねとスタッフが決めることはありません。
「○○をたべるー!」
「よし、みんなで準備ねー」
自己決定・自己効力感の高まり

公園行きたい編

「公園行きたい―!」
「宿題はどうするのかと、どこに何人で行きたいのか教えてくれるー?」子どもたちが相談し始め、交渉に来る。
「宿題終わらせてから〇〇公園に行きたいです!」
「わかった。○時に出るから準備しておいてね。出かけるまでに宿題が終わらなかった人は、宿題の続きをいつやるのか教えてね。」

ゲームしたい編

「ゲーム(ベイブレード)したいです―!」
「宿題終わった人はどーぞー」子どもたちすごい勢いで宿題を終わらせる。

カラオケタイムしたい編

「カラオケ(※)したい―!」
「宿題終わったらどーぞ―!」子どもたちすごい勢いで宿題を終わらせる。
「宿題終わりましたー!」
「おつかれさまー!早かったねー!!時間決めてカラオケタイムどうぞー!」

※おひさまでテレビを見ることはありません。動画については「歌う」か「踊る」かするときのみ時間を決めてから(15~30分)みることを推奨しています。

ごく一部のご紹介ですが、子どもたちは自分たちのことは自分で決め、おひさまの時間的な都合との調整をして、決めたことは必ず実践していることがおわかりいただけると思います。

事後に楽しみや魅力的な行動を設定しておき、それを楽しみに「先にやるべきことを済ませる」という行動は、心理学では「プレマックの原理」や「高頻度行動の活用」として説明されることがあります。

プレマックの原理とは

  • 人は「やりたいこと(高頻度行動)」を報酬として利用することで、「やらなければならないこと(低頻度行動)」を行いやすくなる傾向があります。
  • 例えば、「宿題を終わらせたらゲームをしてもいい」というように、後で楽しみが待っていることがモチベーションとなる。

よく使われる別の表現

  • 「ご褒美システム」:魅力的な行動を後に置くことで、目標達成のモチベーションを維持する方法。
  • 「モチベーション管理」や「報酬の活用」:計画を立てて取り組むプロセスを含む場合。
  • 「自分へのご褒美作戦」:親しみやすく日常的に使われる言葉。

こういった方法は、特に子どもの自己管理力ややる気を引き出すために効果的です。

自由に過ごすといっても、野放しで子どものやりたい事だけを自分のペースでやるだけならば、自宅にいるのと変わりません。
おひさまキッズは、自分がやりたい事をやるためには、「意見を表明することが大切なこと」「おひさまとの調整が必要なこと」「自由には責任が伴うこと」を体得しています。

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