読書で伸びる7つの能力とは
おひさまが読書によって伸びると考えている7つの能力とは
「読解力」「思考力」「表現力」「計画力」「実践力」「突破力」「継続力」のことです。各能力を引き出す重要性についてまとめるとともに、それぞれがどのようにして読書を根幹にして発展するか、その根拠を示しています。

1. 読解力
- 重要性: 読解力は、情報を正確に理解し、適切に判断する力です。学習や日常生活における基礎であり、あらゆる場面での意思決定や問題解決に関与します。文章や他者の意図を的確に把握できる力は、他の能力の発展にも大きく影響を与えます。
- 読書との関連: 読書は、語彙力や文脈理解、文章の論理的構造を自然に学ぶことができる最適な方法です。さまざまなジャンルやテーマに触れることで、情報を理解し咀嚼する力が磨かれます。
2. 思考力
- 重要性: 思考力は、物事を論理的に考え、問題を分析し、解決策を導き出す能力です。論理的な推論や批判的思考の基礎を形成し、あらゆる問題に対する柔軟かつ正確な対応を可能にします。
- 読書との関連: 物語や論説を通じて、登場人物の行動や出来事の因果関係を考え、問いを投げかけるプロセスは、思考力を鍛えます。複雑なストーリーやキャラクターの心理描写は、より深い分析を促し、論理的思考を強化します。
3. 表現力
- 重要性: 表現力は、自分の考えや感情を他者に伝える力です。効果的なコミュニケーションや、自己のアイデンティティを確立し、他者と良好な関係を築くために不可欠です。
- 読書との関連: 読書を通じて多くの言葉や表現に触れることで、より豊かで的確な言葉選びや文章構成を学ぶことができます。物語の登場人物の対話や感情表現から、自分自身の表現方法も学び取ることが可能です。
4. 計画力
- 重要性: 計画力は、目標を設定し、効率的にその達成に向かうための手順を立てる力です。時間や資源を効果的に管理し、長期的な成功や目標達成に必要なスキルです。
- 読書との関連: 読書は、特に長編の本やシリーズを読む場合、段階的に読み進める計画を立てることが必要です。また、物語の登場人物が目標に向かって試行錯誤する姿から、計画を立てて行動する重要性を学べます。
5. 実践力
- 重要性: 実践力は、考えたことや計画を具体的な行動に移す力です。知識や理論を実際に応用することにより、成果を生み出す能力であり、実世界での成功に不可欠です。
- 読書との関連: 読書により、キャラクターや実在の人物が困難を乗り越えて行動する姿を目にすることで、自分自身も行動に移すモチベーションが高まります。学んだ知識を実際に活用する力を読むことでイメージできます。
6. 突破力
- 重要性: 突破力は、困難や障害を乗り越えて成功を収める力です。逆境に立ち向かい、新しい道を切り開くために必要な創造力や柔軟性を育む力です。
- 読書との関連: 読書を通して、多くの物語や実話で主人公や登場人物が障害を克服する姿を見ることができ、そのプロセスから困難に対する対処法や意志の強さを学びます。これにより、読者は自分自身も困難を突破できるという自信を得られます。
7. 継続力
- 重要性: 継続力は、目標に向かって長期的に取り組み、困難な状況でも諦めずに努力を続ける力です。これは、成功や成長に不可欠な忍耐力や粘り強さを養います。
- 読書との関連: 読書を習慣化することで、継続的に何かに取り組む姿勢が身につきます。特に長編の本やシリーズを読み進めることで、一つの目標を達成する喜びを感じ、継続する意欲が高まります。また、物語の中での登場人物の忍耐力に共感することで、読者自身も継続の重要性を実感できます。
読書がこれらの能力の根幹にある根拠
- 多面的な知識とスキルの統合: 読書は、単に文章を読むだけでなく、内容を理解し、登場人物の行動や物語の展開に共感し、論理的に考える場を提供します。この過程で、読解力や思考力、表現力などが自然に鍛えられます。
- 情景や状況をシミュレーションできる: 読書は、現実世界での実体験を疑似的に行うことができます。登場人物の挑戦や失敗、成功に触れることで、読者は自分自身が実践力や突破力を試しているかのような感覚を味わい、そのスキルを潜在的に育てます。
- 集中と忍耐の訓練: 長時間の読書は集中力を高めるだけでなく、計画的に本を読み終えるプロセスが継続力や計画力を育てます。また、難しい内容を読む場合、粘り強く理解しようとする意志が養われ、突破力にもつながります。
以上のように、読書は子どもの能力をバランスよく引き出す重要な活動であり、これらの能力の成長において根幹的な役割を果たしています。
読書をどう捉えているのか?
読書習慣でたくさんの知識を身に着ければ、知的好奇心が刺激され、芋づる式に色々なことに興味を持つようになり、読書を楽しめるようになります。
読書の楽しさがわかれば、あれも知りたいこれも知りたいと次々に好奇心のまま自発的に読書をするようになることが特長です。
しっかりたっぷりの知識と柔軟な思考が無ければ、行動は変わりません。
そのため読書をメインとしたお稽古をしています。
読書の習慣を身に着けるメリット
子どもたちは、これからたくさんの試験がありますが、全て活字を読んで理解することが基本です。また、社会に出てからも契約書や就業規則など活字を読んで理解しておかないと最低限自分の身を守ることも出来ません。
そのため、子どもの時分に読書習慣を身に着けて下記のような能力を向上させます。
- 知識量が増える
- 判断力が身につく
- 想像力が向上する
- 語彙力が増す
- コミュニケーション能力が向上する
- 思考力がつく
- ストレス発散
- 文章力が身に着く
読書=リスクなしの自己投資
読書はある人物の生き様や長年時間とお金をかけて編み出したノウハウ、また自分では体験できない体験記などを、時間にして1時間程度、お金にして1,000円程度で触れることのできる、一番安価で時間もかからず、リスクの無い自己投資だと考えています。
普段は多読・積読ですが、生きている中で悩んだ時、迷ったときなどのいざというときには、小さい頃から知らず知らずのうちに周囲から植えつけられる価値観や狭い人間関係のの狭い考え方に左右されることなく、詰め込んでおいた知識を咀嚼し、フルに活かして行動することが出来ました。
なぜ読書習慣が身に着かないのか
読書習慣は環境だと考えています。読書習慣が身に着かない理由はただ一つ。読書習慣が身に着く環境にないということです。
とても多くの人が「読書は大事」「読解力は全ての基礎」とわかっているはずです。なぜなら、テストや受験に至るまで、「問題を読んで理解しないと解けない」ということをわかっているからです。
それにも関わらず、どうして読書の習慣は無いのでしょうか?
原因として、「本を買いに行く機会がない」「そもそも家に本が無い」「隙間時間は携帯をいじるか、TV(動画)を見ている」「知的好奇心の減退」などが挙げられます。
大人自身が「本は、全然読まないですねー!」「文字を見ると頭が痛くなるんです。」「大人になって勉強はしないですねー」などと言っていたりすると、子どもには周囲の大人の「考え方」「姿勢」がそのまま転写するため、本を読むようになりません。本を読む楽しさを知らない上、大人のいうことが「当たり前のこと」となってしまうからです。
「親のいうことは聴かないが、親のすることは完全に転写する」とはよく言ったもので、そういう環境になければ、読書にも繋がりませんし、読書の重要性・面白さにも気づかないままなのです。
読書の重要性に気付かぬままだと、どうなるのか?
読解力が身に着かず、知的好奇心が減退したままであると、最も怖いことがあります。
それは「思い込む」ということです。思い込みは諸悪の根源と言っても過言ではないほど怖いものです。
人生においてはたくさんの選択をする機会があり、その全てを自分自身の責任で決断しなければなりません。その際に読書で得た知識や考え方などの判断材料が多ければ、自分自身の考えにそれらを取り入れ冷静な判断が出来るようになります。
また、周囲の狭い世界の凝り固まった意見だけに縛られることもなく、咀嚼し、判断することが容易になります。
質より量
読書は質より量です。最初に読む本は、自分の好きな分野で簡単なものでも良いです。ここから派生して、たくさんの疑問符が浮かぶようになります。例えば、好きな本を読んでいるうち、「この単語何?」「ここに書いてあることをもっと知りたい!」と思えば、それに関連した本を読むということを繰り返しているうちに読書の量が増えます。
量が増えれば、質も上がっていきます。まずは読む習慣をつけるお稽古を毎日無理なく続けています。
どんなお稽古があるのか?
法学
法学と聴くと「難しそう!」と思う方も多いかもしれません。しかし、法律とは本来とても身近なものなのです。
例えば、学校または将来職場などでのいじめ問題は、お互いの人権を侵す行為と言えます。こうした場合、双方の人権を法律によって調整することとなります。そのため、小学生のうちから法律への理解を深め、法律に慣れ親しむことが必要となります。
これをしたら、相手の人権を侵すことになると認識できていたら、いじめの抑止に繋がります。悪いことをしたという認識があれば、素直に反省し、謝罪することも出来ます。
福祉
福祉と聴くと「必要ある?」と思われがちですが、生きていく上で必ず必要な知識であると言えます。人間いつどうなるかわかりません。困ったとき、一人で抱え悩み苦しむよりも、立て直しを図るための福祉知識(相談先を知る)は自身や家族、周囲の人の身を助けることにも繋がります。
心理
人の悩みは9割人間関係だと言います。自分の気持ちを尊重することが出来れば、人の気持ちも尊重するようになり、関係性を大切にしたいと思えば、気持ちの伝え方も考えることが出来ます。心理について学ぶことは非常に重要と考えています。
漢字
漢字のお稽古は書くことではありません。漢字の成り立ちについて表現している本を眺めます。歴史やロマンを感じることが出来れば、ただ書いて覚えるだけの学習の他にも楽しく茉奈むことが出来るということを知ることが出来ます。
邦楽
邦楽と聴くと「役に立たなそう」という感想をお持ちになる方も多いようです。ですが、音楽は音を楽しむことはもちろん、派生して学べることが多いため、非常に心を豊かにしてくれます。中でも、邦楽は日本の歴史・文学・詩歌などにも派生して興味が湧くため、知的好奇心が高まる良いきっかけとなります。また海外に行く機会がある場合、自国の文化を大切にしている人は尊重されます。
「習わせてみたいけど、塾やスポーツなどにお金をかけているため余裕が出来たら…」の声にお応えする形で、取り入れました。
15分で上達するのか?モノになるのか?
15分ずつ毎日(平日)繰り返すことで確実にモノになります。中途半端にはなりません。4つのことを同時にモノにすることが出来たら、それは自己肯定感があがり、「なんでもやってみれば出来るんだ!」と考えることが出来る人として成長していくでしょう。
また、習慣化するのに3週間続けることが大切だと言われています。毎日のお稽古は子どもたちが「もっとやりたい!」と思ったところで時間が来て終わりとなります。もっとやりたいと思ったところで終わるので、次の日もまた「今日は何?楽しみ!」とワクワクしながら学び始めます。これを繰り返すうちに習慣化が出来てモノになるのです。
子どもたちの変化
読書をして、思考し、表明した自分の考えを認め続けられた子どもたちはのびのびと意見を言うことができるようになります。
そして、迷ったとき悩んだ時には本の中にヒントが詰まっていることを知ることが出来ます。読んでまた考えて行動してみる、うまくいかなければまた本にヒントを見出す、これを自分で繰り返すことが出来ます。
おひさまキッズは言いたいことは言っていい、ただし、言葉遣いと気持ちの伝え方は気を付けるということをわかっているので、うまく関係していくことが出来ます。
子どもたちの変化については下記のボタンから詳細を確認することが出来ます。
私たちがしないこと
子どもが自己肯定感をあげて、知的好奇心をあげていくことに注力するため、私たちが絶対にしないことは3つあります。
- 出来ないことをとがめる
- 他者との比較
- 否定する
これらを絶対にしません。
これらはつまりこういうことです。
- 「出来た」「挑戦した」ことを褒める
- 過去の本人との比較
- どんなことも一旦、受容する
こうした考え方で、日々子供たちと向き合っていきたいと思っています。
お稽古事を通して「できた!!」を感じて、ぐんぐん自己肯定感をあげていく子どもさんの姿を楽しみに見守ってください。これから子どもたちの希望に応じて、近隣の専門家にお声がけしていきます。
