― 「やらされる学童」から「自分で考えるおひさま」へ ―
■ 公立学童の現状
最近、公立の学童保育で働くスタッフや保護者の間で、こんな声が上がっています。
> 「ぬりえは禁止」「工作も安全面で制限」「あれもダメ、これもダメ」
本来、放課後は子どもが安心して心を解放できる時間のはず。
しかし、書類・マニュアル・安全管理が優先されすぎて、
「自由に遊ぶ時間」や「自分で考える余白」が削られているのが現状です。
■ 民間委託後の自由の欠如
近年、公立学童が民間企業に運営を委託するケースが増えています。
効率化や安全管理の徹底という面ではメリットがありますが、
その一方で「統一化」「禁止」「画一的指導」が進み、
子どももスタッフも“自由に関われない”空気が広がっています。
> 「決まりが多すぎて、子どもに何をさせて良いかわからない」
― 現場スタッフの声
マニュアルの枠を超えて柔軟に関われる職員が減り、
“考える力”よりも“指示に従う力”が重視されてしまう傾向があります。
■ 民間学童でも失われる「自由」
一見、民間学童はカリキュラムが多彩で魅力的に見えます。
しかしその裏では、
> 「決められた時間に、決められたことを、全員でやる」
という“きちんとした子”しか評価されない現実があります。
時間割どおりに動けない子は叱られ、子ども同士がケンカをすると罰金のようなことをすることもあるそうです。(※子ども談)
親も「もっとしっかりさせてください」とお迎えの度に注意を受けるケースも。
こうした環境では、子どもの“自分で考える力”が育つどころか、
“指示待ち”が強化されてしまいます。
■ おひさまの考え方:子どもが“自分の人生の主役”になる時間
放課後児童クラブおひさまでは、
「自分のことは自分で決める」
「自分でやると決めたことは、最後までやってみる」
を基本方針としています。
スタッフが何かを“やらせる”のではなく、
子ども自身が“やってみたい”を見つけて行動する。
これが「自由」と「責任」を同時に学ぶ時間です。
おひさまでは、
「やらないと怒られる」ではなく
「やってみると自分がうれしい」
という感覚を大切にしています。
■ 研究が示す「自由と主体性」の関係
東京大学教育学研究科の調査では、
「自己決定感が高い子どもほどストレスが低く、学習意欲が高い」
という結果が報告されています。
また、ハーバード大学教育大学院の研究によると、
自由に選べる環境で育った子どもは、創造性・共感性・忍耐力が高い
ことが明らかになっています。
おひさまでの放課後は、この「自由と主体性の両立」を実践している場です。
🌈 おわりに
放課後は、ただ“預かる時間”ではなく、子どもが自分の意志で動き、考え、感じる“人生の練習時間”です。
おひさまは、
大人が決める放課後ではなく、
子ども自身が選び、決め、動く放課後。
その小さな一歩が、未来を自分で切り拓く力になります。


