学びの連鎖
放課後児童クラブおひさまでは、異学年の子どもたちが共に過ごす中で、自然と「教え、学ぶ」関係が生まれます。
先日、6年生のRちゃんが、1年生のEくんにあやとびを教えてくれました。最初は前跳びや後ろ跳びもぴょんぴょん跳びだった彼ですが、上手になりたい!と話し、Rちゃんに教えてもらっていました。
6年生Rちゃんの優しい声かけと励ましを受け、教わったそのときから見事にあやとびができるようになりました。
挑戦

自信をつけた彼は、「学校でもRちゃんに教えてもらったことやってるよ!」と嬉しそうに話し、学校の参観日であやとびを披露するまでに成長しました。当日は見事にあやとびを飛んで拍手喝采を受けていました。
1年生の効果
1年生に対する効果は「ロールモデル効果」であり、「世代間の学びの循環」です。
①憧れが学びの原動力になる(ロールモデル効果)
1年生の子が「6年生のようになりたい!」と思うことで、努力する意欲が高まりました。年上の子の姿を見て、「自分ももっと頑張ろう」「もっとできるようになりたい」と自然に学ぶ姿勢が育まれます。
②成長の意欲が芽生える
「お兄ちゃんになったら小さい子に教えてあげたい!」という言葉は、すでに自分が年上になった時の役割を意識し始めている証拠です。「学んだことを次の世代へ伝えたい」という意識が芽生えることで、成長に向けた意識が高まります。
③学びの循環が生まれる(世代間の学びの循環)
「学んだら教える」このサイクルが自然に生まれることで、学童内に「優しく教え合う文化」が根付きます。そうすると、今の1年生が6年生になった時、また次の世代へと自然に優しさや学びを伝えていくことができます。
このように、ただ縄跳びを教えてもらっただけではなく、「憧れ」「成長意欲」「学びの継承」という素晴らしい効果が生まれているのです。学童ならではの縦のつながりが、子どもたちの成長にとって大きな力になっていますね。
6年生の効果
6年生にとっても、学びと成長の機会になりました。
①教えることで自信がつく
自分ができることを後輩に教えることで、「自分はできるんだ」「人に教えられる力があるんだ」という自己肯定感が高まります。
②責任感が育つ
後輩に教える立場になると、「わかりやすく伝えよう」「できるまで見守ろう」と、自然と責任感を持つようになります。
③相手の気持ちを考える力がつく
「どうしたら伝わるか」「どんな声かけをするとやる気が出るか」を考えることで、相手の立場に立って物事を考える力が養われます。
④成功体験を共有する喜びを知る
教えた後輩ができるようになり、嬉しそうにしている姿を見ることで、「人の成長を手助けするのって楽しい!」という経験ができます。これは、将来的にリーダーシップや協調性を発揮する土台になります。
年上の子にとっても、ただ「教えてあげた」だけではなく、自分自身の成長につながる貴重な経験になったと思います。
このように、学童では年上の子が自然とリーダーシップを発揮し、年下の子がそれを見て学び、自信をつけていきます。単に遊びや宿題をする場所ではなく、子ども同士の関わりの中で「できる喜び」を実感し、互いに成長できる場。それが、放課後児童クラブおひさまの魅力のひとつです。
これからも、子どもたちの「挑戦する心」と「支え合う力」を育んでいけるように支援していきます。


