先日、「郡山市内にある遊戯施設(官設民営)で遊びたい!」とのおひさまキッズの声を受けて、遊戯施設に事前連絡をしました。
1人の引率者に対して、3人まで子どもを連れて入場することが出来るというルールはありますが、人数が多くなる場合予め相談してくださいの一文と1施設10名程度での利用をとの一文を読んで、事前に人数が多くなることを連絡した上出かけていきました。
問題なく利用することが出来て、子どもたちは楽しく過ごすことが出来ました。
2回目以降の利用時、遊技場のスタッフより様々なことを言われるようになりました。詳細は次の機会にしますが、子どもの「遊びたい!」という気持ちは完全に蚊帳の外になり、根拠もない運営上のルールを頭ごなしに繰り返し伝えられたため、子どもアドボカシーについて考える機会としました。
子どもアドボカシーについては、日本財団ジャーナルでまとめてくれています。
子どもの声を聞き、意見を尊重する「子どもアドボカシー」。身近にできる支援を考える
日本財団ジャーナル
「大人は子どもの代弁者」という考え方には、多くの意味や責任が含まれています。特に子どもが自分の意見を表明したり、権利を守ったりする力が十分でない場合、大人がその役割を担うことが必要です。しかし、代弁者であることには慎重さと配慮が求められます。以下に、この役割の重要性や留意点を挙げます。
1. 代弁者としての役割の意義
大人が子どもの代弁者となることは、子どもの権利や福祉を守るために必要です。
- 子どもの声を代弁する: 子どもは自分の感情や思考を適切に言葉で表現できない場合が多いため、大人がその「思い」を読み取り、代弁することが重要です。
- 社会での立場を守る: 子どもは社会的に弱い立場にあるため、大人が彼らの権利を代表して主張する必要があります。
- 例: 教育、医療、法的な場面での意思表示。
2. 代弁者としての責任
代弁者である大人には、子どもの利益を最優先に考える責任があります。
- 子どもの視点を尊重する: 大人が自分の価値観や都合を押し付けてしまうと、真の代弁者とは言えません。
- 例: 子どもが本当は何を求めているのか、何に困っているのかを注意深く理解する。
- 子どもの意見を反映する: 子ども自身が表明したい意見や希望がある場合、それを尊重して伝えることが求められます。
3. リスクと課題
大人が子どもの代弁をする際には、以下のリスクや課題が伴います。
- 大人の価値観の押し付け: 大人が「子どものため」と思いながらも、実際には自分の都合や価値観を押し付けてしまうことがあります。
- 例: 子どもの特性やペースを無視し、「社会的に求められる子ども像」を押し付ける。
- 子どもの声が消える: 大人が代弁しすぎると、子ども自身の声がかき消され、自立や自己表現の機会を奪うことにもつながります。
- 例: 学校や家庭で、子ども自身が「何も言わなくても大人が全部決めてくれる」と思い込んでしまう。
4. 理想的な代弁者の姿
大人が子どもの代弁者として適切に行動するためには、以下の点が重要です。
- 傾聴と共感: 子どもの気持ちや意見を丁寧に聞き、共感を持って理解する。
- 自立を促す: 子ども自身が意見を言える力を育てるために、大人は支援役に徹する。
- 例: 話しやすい環境を整える、選択肢を提示する。
- 柔軟性を持つ: 子どもの成長や状況の変化に応じて、大人の関与の仕方を見直す。
5. 具体例
- 教育現場: 学校でのトラブルや支援が必要な場合、親や教師が子どもの思いを代弁する。
- 医療の場面: 医療に関する意思決定で子どもの意見が求められる場合、大人がその意図を汲み取って伝える。
- 家庭内: 子どもの感情が爆発しているときに、「この子は本当に寂しいのかもしれない」と理解して行動する。
結論
大人が子どもの代弁者であることは、子どもの成長を支える重要な役割です。ただし、その際には「子ども自身の意思を尊重すること」と「子どもが自立して意見を述べられるようサポートすること」が不可欠です。一方的な代弁は、子どもの力を奪うことにもつながるため、常に子どもの視点に立ちながら、代弁者としての責任を果たす必要があります。


