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型が育つと、6つの〇〇力が増える

子どもに増えていく力

――目立たないけれど、あとから効いてくる力――

「型づくり」というと、
ルールを守らせること、行動を制限すること、
そんなイメージを持たれることがあります。

けれど実際には、
型が育つことで、子どもの中に“できること”が増えていきます。

それは、テストの点数のようにすぐに見える力ではありません。
ですが、成長するほどに差が出てくる、
とても大切な力です。


■ ① 自分で考えて動く力

型が育つと、子どもは

  • 何を先にやるか
  • どの順番がよいか
  • 今できることは何か

を、自分で整理できるようになります。

実行機能の研究では、
行動の見通しを立てられる子どもほど、
指示がなくても自発的に行動できる

ことが示されています。

おひさまで見られるように、

  • 「お稽古、何時からやる?」
  • 「先に片付けよう」
  • 「終わったら〇〇していいですか?」

といった声が、
子ども同士から自然に出てくるようになります。


■ ② 自分の気持ちを言葉にする力

型が育つと、
感情がそのまま行動に出ることが減り、

  • 嫌だった理由
  • 困っているポイント
  • してほしいこと

を言葉で整理できるようになります。

言語化能力に関する研究では、
感情を言語化できる子どもほど、
対人トラブルが少なく、自己肯定感が高い

ことがわかっています。

「泣く」「怒る」代わりに
「理由を聞く」「説明する」
という選択ができるようになるのは、
型が育った結果です。


■ ③ 主張と我慢のバランスをとる力

型がないと、

  • 我慢ばかりする
  • 逆に、要求ばかり通そうとする

どちらかに偏りやすくなります。

型が育つと、

  • 今は我慢
  • 次は主張
  • 条件が整ったら交渉

という判断ができるようになります。

これは、
自由を扱う力 が育ってきたサインです。

心理学では、
自己制御力と自己主張力がバランスよく育つことで、
社会的適応力が高まることが示されています。


■ ④ 学びに向かう力(内発的動機)

おひさまでは、

  • 少しずつ
  • 毎日
  • 無理のない範囲で

さまざまな学問に触れます。

型が育つと、
「やらされる学び」ではなく、
「知りたいからやる学び」へと変わっていきます。

研究でも、
自分で選び、見通しを持てる学習環境では、
学習意欲が持続しやすい

ことが確認されています。

  • もっと知りたい
  • 次は何ページ?
  • 終わったら〇〇していい?

というやりとりは、
学びと生活がつながっている証拠です。


■ ⑤ 人と協力する力

型が育つと、
「自分だけ」ではなく、

  • 周りの状況
  • 相手の動き
  • 全体の流れ

を見て行動できるようになります。

掃除を始めるときに、
誰かが声をかけ、
他の子が自然に動き出す。

これは、
指示されているのではなく、
場の型を理解している からこそ起こる行動です。


■ ⑥ 失敗しても立て直す力

型がある子どもは、
失敗したときに

  • どうすればよかったか
  • 次はどうするか

を考え直すことができます。

失敗=終わり
ではなく、
失敗=調整
と捉えられるようになるのです。

これは、
レジリエンス(立ち直る力)に関する研究でも、
非常に重要な要素とされています。


■ 型が育つと「自由」が広がる

型は、子どもを縛るものではありません。

むしろ、

  • 自分で決められる
  • 自分で調整できる
  • 自分で責任を引き受けられる

自由の幅を広げる土台 です。


■ すぐに見えなくても、確実に積み上がる

型が育った子どもは、
派手に変わるわけではありません。

けれど、

  • 落ち着き
  • 言葉の丁寧さ
  • 行動の安定

として、静かに表れてきます。

それは、
大人になってからこそ効いてくる力です。


■ おひさまが大切にしていること

おひさまでは、
子どもを「できる子」にすることよりも、

自分で考え、選び、調整できる人に育つこと
を大切にしています。

型が育つことで増えていく力は、
そのための確かな土台です。

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