「なんで私ばっかり、こんな目にあうの?」
「どうしてあの人はわかってくれないの?」
「私のせいじゃないのに…」
そんな言葉が、無意識のうちに口をついて出たことはありませんか?
少しでも心当たりがあるなら、この記事はあなたのためのものです。
人生が思うように進まないとき、誰かのせいにしたくなるのは人間の自然な反応です。
でも、そのままで本当に幸せになれるでしょうか?
この記事では、「他責思考」と呼ばれる思考のクセについて詳しく解説し、
それを手放すことで見えてくる「本当の自分の力」に光をあてていきます。
あなたの人生の舵を、他人の手から、自分の手に取り戻しましょう。
【1】他責思考とは
「うまくいかないことを、他人や環境のせいにする思考パターン」を他責思考(external attribution bias)と言います。
🔍 研究から見える実態
心理学者バーナード・ワイナーの「原因帰属理論」によれば、失敗の原因を「自分以外」に求める人は、その後の行動を変える意欲が低くなるといわれています。
また、スタンフォード大学の研究では、「外的要因のせいにしがちな人」は、長期的に見てキャリアや人間関係での満足度が低い傾向があることも示されています(Robins et al., 2004)。
【2】他責思考の人の特徴とよくある口癖
◉ 特徴
- トラブルが起こると「誰のせいか?」を真っ先に探す
- 話の中に「でも」「だって」が多い
- 被害者ポジションを取りがち(”私ってかわいそう”)
- 自分では動かない(助けてもらうことを期待)
◉ よくある口癖
- 「そんなの無理だったし」
- 「誰も教えてくれなかった」
- 「あの人が悪い」
- 「タイミングが悪かっただけ」
- 「私は悪くないんですけど…」
これらは一見「言い訳」のように聞こえますが、根本には自信のなさや恐れが潜んでいることもあります。
【3】他責思考をやめるには
🌱 第一歩は「気付くこと」
「もしかして私、また人のせいにしてた?」と内省することが最初の一歩です。
🛠 おすすめの習慣
- ✍️ 1日1回、「今日起きたことに自分がどう関わったか?」を書き出す
- 🧘♀️ イラっとしたとき、「それ、本当に100%相手のせい?」と問いかけてみる
- 🤝 信頼できる人に、「私、他責っぽいと思うとこある?」とフィードバックを求める
他責をやめることは、自己否定ではなく「自己再建」です。
【4】自責で陽転思考を進める
🌟 自責=自分を責めることではない
「自責=自分に責任があると認め、自分の力で変えようとすること」。
これは決して自分を攻撃することではなく、人生を自分の手に取り戻すことです。
🌞 陽転思考とは?
陽転思考とは、「起きたことに意味づけを与えて前向きに受け止める思考」のこと。
たとえば…
✕「あの人が邪魔したから失敗した」
◎「その人に振り回された私には、まだ準備が足りなかった。次はもっと自分の軸を強くしよう」
このように自責と陽転を掛け合わせることで、人生の主導権は他人から自分へと移っていきます。
【おわりに】
他責思考は、自分を守るための無意識のクセかもしれません。
でも、他人のせいにするたび、人生の舵は自分の手から離れていきます。
あなたの人生は、あなたのもの。
責任を引き受けたとき、人生は動き出します。


