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子どもの言葉遣いを叱る

おひさまがこだわるのは「言葉遣い」

おひさまキッズが穏やかといわれる理由の1つに言葉の意味を知るということが挙げられます。
その理由はたくさんありますが、代表格は「言葉遣い」にこだわっていることと言えます。

例えば、チャンバラで遊んでいる子どもたちの間で、とてもライトに「(アニメのセリフを真似して)しぃぃぃぃぃいねぇぇぇぇぇえええええ!!!」などと言う言葉が遣われることがありました。

子どもは語彙力の乏しさから簡単二文字の「死ね!」「ヤバ!」「キモ!」をよく遣います。

おひさまキッズ(6年生)調べでは、1日の内、クラスの中で27回「死ね」という言葉が聴こえたそうです。

「そういうこと言っちゃダメだよ。」などと言って、軽く流しがちな場面です。
子どもは「そういうこと」の意味もわかりませんし、なぜ「言っちゃダメ」なのかもわかりません。

そのため、また同じような場面があれば平気で「死ね!」「ヤバ!」「キモ!」という言葉を遣います。
子どもたちはふざけて言っているという認識かもしれませんが、このような強い言葉は、見えない・わからないだけで、言った子ども・言われた子ども双方の心に深く突き刺さっています。

言葉遣いを叱る

おひさまでは、「死ね」などという声が聞こえてきた途端に、子どもたちには即座に全てを中断して「死ね」の意味を調べてもらいます。

goo辞書

1 命がなくなる。 息が絶える。 また、自ら命を断つ。 「交通事故で—・ぬ」「世をはかなんで—・ぬ」「—・ぬか生きるかの大問題」「—・ぬほどの苦しみ」「—・んでも言えない」⇔生きる。

また「死ぬ」の意味は「死ね」とは違うということも併せて説明しています。
「死ね」とは、その人に向かって「そうなれ」と言っていることです。

その上で、子どもたちに考えてもらいます。

  • そんな言葉を人に向かって放てば、言われた人はどれだけ傷つくでしょう?
  • 全員家族がいます。自分の大切な子どもが「死ね」と言われていると家族が知ったら家族はどんな風に思うでしょう?
  • これだけその人とその家族の心を破壊する言葉を口にして自分も無傷で済みますか?
  • 次から言って良いことですか?

子どもたちはそれぞれ考えて、結論を出します。
ここまででようやく子どもたちは「死ね」という言葉の意味を知り、なぜ言ってはいけないのかを理解します。

冒頭の6年生も「死ね」という言葉の意味を知って理解したことから、クラスで「死ね」という言葉が飛び交う違和感に気付くことが出来たのでしょう。知らなければ、違和感すら感じることが出来ないまま、心は間違いなく傷ついていきます。

素直な子どもたちですから、次からは間違って「死ね」と言ってしまったときは「あ!ダメなんだった!」と自ら訂正しますし、誰かが「死ね」と遣っていたらどうしてそういう言葉を遣ってはいけないのかについて説明することが出来ようになっています。もちろん自ら好んで遣わなくなります。

叱られる経験

言葉遣いについて、叱ることの多いおひさまですが、きちんと叱る理由は、正しく叱られたことの無い子どもは、将来「罪悪感」がなくなると考えているからです。

「叱る」と「怒る」の違い

**「叱る」**は、相手の成長改善を目的とし、合理的に間違いを正す行為。
**「怒る」**は、自分の感情を発散することが主目的で、感情的・衝動的になりがち。

「罪悪感」がなくなると考えているその理由を3つ

1. 道徳的基準の欠如

適切な叱責は「正しく、間違った」を学ぶ機会になります。その結果、自分の行動を振り返って「悪いことをした」と感じる力(罪悪感)が育ちません。

2. 他者への影響を考えない習慣の形成

叱られることで、自分の行動が他人にどのような影響を与えるかを考慮されます。自分の行動が誰にどのように影響したのかを知らなければ、罪悪感を持つことが出来ません。

3. 自己中心的な価値観の確保

叱らない環境では、自分の行動が常に肯定されるため、「人の気持ちを考えることなく自分がやりたいことをやっても問題ない」という考え方が強まりがちです。 結果として、自分の行動を省みる習慣が育たず、他人との関係においても「悪いことをした」と思う機会が少なくなります。

結論

叱られる機会が足りないと、自分の行動を振り返る力が弱まり、結果として罪悪感を持ちにくく、平気で人を傷つける大人になってしまうと考えています。
おひさまでは言葉遣いについて気を配り、適切に叱ることも視野に、子どもたちと共に成長しながら過ごしていきます。

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