読書・対話・礼節を土台に、子どもが漢検・数検・英検に挑戦したくなる環境。放課後の時間に、本物の教育を。
ご見学&説明会

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見学時間 平日16:00~17:00
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仲間はずれ「○○ちゃんは入れない」そのとき、大人は何が出来る?

「仲間はずれはいけません」で終わらせてない?

子どもたちが毎日一緒に過ごしていると、当然、楽しいことばかりではありません。

意見がぶつかったり、喧嘩になったり、思い通りにならなくて腹を立てたり。

ときには、

「○○ちゃんは入れない」
「もう一緒に遊ばない!」
「一生遊ばない!」
「○○ちゃんと遊ぶなら、あなたも入れない」

こんな言葉が出ることもあります。

最近、おひさまの下学年の子どもたちを見ていて、私たちが少し気になっているのが、この「仲間はずれ」という方法です。

気に入らないことがあったときに、相手を仲間から外すことで解決しようとする。

おひさまでは、これを単に、「仲間はずれはダメ!」と注意して終わらせないことにしています。

なぜなら、私たちが育てたいのは、単に「仲間はずれをしない子」ではないからです。

「仲間はずれ」の下には、別の気持ちがある

子どもが、「○○ちゃんは入れない!」と言ったとします。
その言葉だけを聞けば、相手を傷つける言葉です。

けれども、そこで少し立ち止まって、

「どうして入れたくないの?」と聞いてみると、その下から別の理由が出てくることがあります。

「だって、勝手にルールを変えるんだもん」
「私が使っていたものを取った」
「約束したのに守ってくれなかった」
「私も一緒に遊びたかったのに、二人で行っちゃった」

そうすると、本当に伝えたかったことは、

「あなたを仲間から外したい」ではなかったのかもしれません。

「勝手にルールを変えないでほしい」
「取らないでほしい」
「約束を守ってほしい」
「私も一緒に遊びたい」

本当は、こちらを伝えたかったのかもしれません。

低学年の子どもたちは、まだ自分の気持ちを整理して、相手に適切な言葉で伝えることが十分に上手ではありません。

そのため、

嫌なことが起こる

↓

腹が立つ・悲しい・不安になる

↓

どう伝えればよいかわからない

↓

「もう入れない!」という、相手を排除する言葉になって表れることがあります。

だから、「仲良くしなさい」では終わらせません

もちろん、おひさまでは、人を傷つけるための仲間はずれをそのままにはしません。

一方で、

「みんな仲良くしなさい」
「ごめんなさいって言って」
「はい、仲直り」

だけで、解決したことにはしません。

子どもたちがこれから成長していけば、人間関係のトラブルはいくらでも起こります。
学校でも、部活動でも、職場でも、家庭でも。

自分とは考えの違う人に出会うこともあれば、相手の行動に腹が立つこともあります。
そのたびに相手を排除することで解決しようとしていたら、人間関係の問題を自分で解決する力は育ちません。

だから、子どものうちから練習してほしいと考えています。

「その子を外したい」から「どうしてほしい?」へ

おひさまで大切にしているのは、とてもシンプルな問いです。

子どもが、「○○ちゃんは入れない!」と言ったとき、
すぐに「そんなこと言っちゃダメ」と終わらせるのではなく、
「あなたは、○○ちゃんにどうしてほしかったの?」と聞きます。

「勝手に取らないでほしかった」なら、「じゃあ、それを言葉で伝えてみよう」

「私も入れてほしかった」なら、「それを伝えてみよう」

「今日は二人で遊びたかった」なら、「『今日は二人でこれをやりたい』って言えばいいね」

そうやって、「排除する言葉」を「自分の気持ちや要求を伝える言葉」へ変換する練習をしていきます。

おひさまで子どもたちに身につけてほしいのは、

「嫌なことがあったら、人を外すのではなく、自分はどうしてほしいのかを言葉で伝えること」です。

誰とでも仲良くする必要はありません

一方で、私たちは「誰とでも仲良くしなければならない」とも考えていません。

「今日は一人で遊びたい」
「今はこの二人で遊びたい」
「少し距離を置きたい」

そんな気持ちもあって当然です。

大切なのは、

「自分の希望を伝えること」と「相手を傷つけたり、排除したりすることで自分の要求を通そうとすること」は違う、ということです。

「今日は二人でこの遊びをしたいんだ」と、「あなたは仲間じゃないから入れない」では、意味が違います。

自分の気持ちも大切にする。
同時に、相手にも気持ちがあることを知る。

そして、お互いがどうすればよいのかを考える。
子どもたちは、日々の小さな人間関係の中で、そうしたことを少しずつ学んでいきます。

トラブルのない集団を目指しているわけではありません

子どもが大勢集まれば、トラブルは起こります。

意見も違います。
腹も立ちます。
泣くこともあります。
喧嘩もします。

私たちは、それ自体をすべて悪いことだとは考えていません。

むしろ、子ども同士でぶつかったときこそ、

「自分は何を感じたのか」
「相手はどう感じたのか」
「本当はどうしてほしかったのか」
「それをどう伝えればよいのか」
「次に同じことが起きたらどうするのか」

を学ぶ機会になります。

だから、大人がすぐに答えを出してしまうのではなく、必要なところで言葉を補いながら、子どもたち自身が考えられるように関わっていきます。

今日の仲直りより、その先の力を

おひさまが目指しているのは、「トラブルの起きない学童」ではありません。
トラブルが起きたときに、自分の気持ちを言葉にする。
相手の話を聞く。
自分はどうしてほしいのかを伝える。
そして、お互いがどうすればよいのかを考える。

そんな経験を何度も重ねながら、少しずつ「自分たちで人間関係を調整できる力」を身につけてほしいと思っています。

「仲間はずれをしてはいけません」と教えるだけなら簡単です。

でも、私たちがその先に育てたいのは、「嫌なことがあったとき、人を外すことで解決するのではなく、言葉で伝え、話し合い、解決する力」です。

これは、今日の遊びを仲直りさせるためだけの力ではありません。
学校を卒業した後も、社会に出た後も、さまざまな人と関わりながら生きていくために必要になる力です。

おひさまでは、子ども同士の小さなトラブルも、ただ大人が収めて終わるのではなく、「子ども自身が人との関わり方を学ぶ大切な機会」として、一つひとつ向き合っていきたいと考えています。

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