放課後児童クラブおひさまは、
子どもたちの居場所であると同時に、
保護者の皆さまと一緒につくっていく場所でもあると考えています。
そのため、私たちは
ご意見やご提案があること自体を、とても健全なことだと考えています。
施設に対して、
- もっとこうした方が良いのではないか
- 対応はどういうものであったのか
- 〇〇についてお話しを聞かせていただけますか
そうした声が上がることは、決して悪いことではありません。
むしろ、より良い環境をつくるために必要なことです。
2つのパターン
ところが、子どもに関する活動(特別非常勤講師・里親・里親会・子ども食堂・放課後児童クラブ・箏曲教室など)を多くしていると
大きく2パターンのご意見の伝え方をする方がいます。
たとえば、施設に対して不満や疑問があったとします。
Aパターン
「こう考えてみたのですがいかがでしょうか?」
「この点について気になったので、ご説明いただけますか」
「こうしたことを要望としてお伝えしたいです。」
このように、提案型・対話型で伝えてくださる方がいます。
私たちは、そのような声をとてもありがたく感じています。
なぜなら、そこには
子どもたちのために良くしたいという思いや、工夫があるからです。
Bパターン
一方で、不満があった場合
- 施設には何も伝えることをしない
- 他の保護者と陰口を言う
- いきなり怒鳴り込んでくる
- 私は聴いていないと捲し立てる
- 私の子どもがこう言ってる!(何も確認せずに)私は子どもを信じる!!
- 他の子が悪くてうちの子が影響を受けているだけ
- うちの子がそんなことをするわけがない
- メールで5分おきに
という方も
悲しいことに…本当に多いです。
私たちが問題だと考えるのは、
不満を持つことや意見があることではありません。
伝えるべき相手に伝えず、陰で人を悪く言うこと
解決に向けて話し合いをしようともせず主張し続け、曲げない姿勢 です。
それでは、
- 施設に声が届かない
- 改善につながらない
- 解決しない
- 不必要な誤解や不信感が生まれる
- 子どもが不満や問題の解決方法を親から学ぶ
ことになってしまいます。
子どもの話をどう受け止めるか
また、保護者の皆さまが、子どもから施設での出来事を聞いて、
「それはどういうことだろう」
「少し気になるな」
と感じることもあると思います。
ただ、子どもはいつも出来事を正確に整理して伝えられるとは限りません。
- 自分に都合の悪いことは言わない
- 自分から手を出したのに、自分がやられたところから話し始める
- 勘違いして受け取る
- 話を省略する
- 時にはその場しのぎの嘘をつく
こういったことは、どんな子でも成長過程では自然に起こり得ることです。
私たちは、それを頭ごなしに責めようとは思いません。
大切なのは、
なぜそのように話したのか
その裏にどんな気持ちがあるのか
本当は何を伝えたいのか
そこを保護者の皆さまと協力しながら、丁寧に汲み取っていくことだと考えています。
子どもの言葉をそのまま白黒つけるのではなく、
子どもの心を一緒に読み解いていく関係でありたいと思っています。
大人の姿は、子どもに伝わっています
子どもたちは、私たち大人の言葉だけでなく、態度や姿勢をよく見ています。
- 不満があってもまずは確認をすること、そして落ち着いて話し合う姿
- 相手の話を聞こうとする姿
- 意見が違っても感情的にならず対話する姿
- 問題から逃げず、解決しようとする姿
そうした大人の姿勢は、子どもたちに必ず伝わります。
そして子どもは、
「困ったときは話し合えばいいんだ」
「意見が違っても人間関係は続けられるんだ」
「感情ではなく言葉で伝えればいいんだ」
ということを、日々学んでいきます。
逆に、
陰で悪く言う、本人には言わない、対話を避ける。
そうした姿もまた、子どもに伝わってしまいます。
子どもにそっくりそのまま転写されます。
だからこそ、おひさまでは、
大人同士が誠実に向き合い、穏やかに問題解決していく姿を大切にしたいと考えています。
おひさまが大切にしたい保護者像
私たちは、完璧な施設ではありません。
だからこそ、
- ご意見をくださる方
- 提案してくださる方
- 直接対話しようとする方
- 子どもの気持ちを一緒に考えてくださる方
そういった保護者の皆さまと一緒に、
より良い場所をつくっていきたいと考えています。
喧々諤々、大いに結構です
意見が違うことも
考え方が異なることも
あると思います。
ですが、
子どもたちのために、違いについて話し合えることは、むしろ健全です。
建設的に、率直に。
そうしたやり取りの積み重ねが、
おひさまをより良い場所にしていくと信じています。
最後に
私たちは、
「何も言わず陰で不満を募らせる関係」より、
本音で話し合える関係
「子どもの言葉だけで決めつける関係」より、
子どもの気持ちを一緒に考えられる関係
そして、
子どもに見せても恥ずかしくない大人同士の関係
を大切にしたいと思っています。
子どもたちの居場所を守るために必要不可欠であると考えています。
保護者の皆さまと共につくる放課後児童クラブでありたいと願っています。


